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2021年1月のFP1級学科試験の難易度考察


結論

  1. 2021年1月は合格を下げたい(運営側)
  2. 合格率を下げる為に、応用編で新作問題投入の可能性あり
  3. 応用編でも心の折れる準備をしておきましょう

1級学科試験では、基礎編で心が折れるのは当たり前の常識となっていますが、次回は応用編でも心が折れる準備が必要です。


過去データの分析

「基礎編で帰ったかも率」とは私が勝手に作った指標で、「(受験申込数-受験者数)÷受験申込数」の計算結果です。これは、基礎編だけ受けて帰った人の率に近いと考えています。(当然、最初から来なかった方もいらっしゃいますが、それは少数と推測しています)

 


過去12回の主なデータ

  • 平均合格率 11.5%
  • 最高合格率 15年9月 15.4%
  • 最低合格率 最低 16年9月 4.8%
  • 平均「基礎編で帰ったかも率」 32%
  • 最高「基礎編で帰ったかも率」 16年1月 37.8%
  • 最低「基礎編で帰ったかも率」 20年9月 23.3%

その他の推測出来る事

  • 基礎編で帰ったかも率と合格率は相関関係うすい
  • 16年9月の低合格率は応用編が難しかったと推測(帰ったかも率が平均以下であるため)
  • 平均合格率11.5%より高い場合は次回は殆ど低くなっている(20年9月だけ高い)

2020年9月の主な特徴

  • 受験者数が過去最高(5月試験の中止が影響していると思われるが、それにしても増えている)
  • 「基礎編で帰ったかも率」が平均値より3分の2と低い

2020年9月の「基礎編で帰ったかも率」の低さの考察

  • 応用編で点を稼ぐ方法が広がった
  • 心が折れる準備をしていた人が多くなった
  • 受験生全体のレベルアップ(FP試験に関するSNS発信がとても増えたため)
  • 基礎編の難易度が下がってた
  • 上記4つの積上げ

結論と対策

  • 2021年1月は合格を下げたい(運営側)
  • 合格率を下げる為に、応用編で新作問題投入の可能性あり
  • 応用編でも心の折れる準備をしておきましょう
  • 機転の利く頭に
  • 部分点狙い(解けない問題でもわかる部分、計算式は書き込む)
  • 心をタフに(問題集を5周以上するとタフになれる)